よく、「キリスト教徒でもないのに日本人はクリスマスを祝って」などと
のたまる方がいらっしゃるが、別に日本人がクリスマスを祝ってもなんら問題はない。そもそも、クリスマスは本来のキリストの誕生日とはなんら関連性はない
イエスが生まれた日、「その地方で羊飼いが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた」
という記述がある。冬のイスラエルの寒さは厳しいので、冬に野宿をするわけにはいかない。したがって、イエスの出生は冬ではない。
イエスの出生日には諸説あった。初期のキリスト教徒にとって、イエスの誕生日には関心が
なかったらしい。3/28、4/2、4/19、11/8、11/18などがイエスの誕生日とされた記録がある。
３世紀の神学者オリゲネスは「クリスマスを定めることは異教的である」と非難している。
キリスト教がローマ帝国に取り込まれ、国教となった際、キリスト教は従来、冬至前後に行われていたローマの農耕神サトゥーリアヌスやローマのかつての国教、ミトラス教の太陽神の祭りなど、バカ騒ぎができるので大衆に人気のあった異教の祭りを取り込むことで布教の拡大を狙い、成功をおさめた。
よって太陽神天照大神を頂点に置く多神教文化を持った
日本人が本来は太陽神の祭りであるクリスマスを祝ってもなんら問題はない | |
