各国のイラク攻撃反対のデモについてのニュースを見る。
「○○人が逮捕されました。」
日本の市民団体主催のおやさしい反戦デモと違い
外国のデモは警官隊との衝突になったりする。
そこで次のような疑問が生じる
「反戦の為に闘うのは矛盾していないか？」
そうなのだろうか。このイラク攻撃に反対を主張する彼らは果たして
非戦主義者・平和主義者なのだろうか。
あるコメントに「もしイラクがこの戦争で大量破壊兵器を使用したら
反戦の世論は一気に攻撃賛成へ傾くだろう」と述べられていたそうだ。
つまり、彼らは攻撃の正当性に疑念を抱いているだけで、
正当な裏づけのある戦いには賛成するのではないだろうか。
上のような疑問を持つ人は「いかなる戦争にも反対」的な平和主義者と
ごっちゃにしてませんか？
ブッシュは神のご加護をと祈りフセインも神のご加護をと祈る。
神はいるだろうがアメリカの味方でもイラクの味方でもないことはたしかだ。
「○○月○○日にどこそこへ集まってデモをします。主催は○○です。」
というような誰かが仕切ってお題目唱えるデモは本当に意思を伝える為のデモなのか。
そんなものに参加するのはただのお祭り好きじゃないのか。
そんなものに影響力はあるのか。本当に人が意思を主張したいと望むなら、誰かが仕切らなくても突発的に始まるんじゃないのか。なんて思ったり。
と同時に、遠く離れたところに住む日本人やヨーロッパ人が賛成反対と言ったって
当事者じゃないのに。
というけれど、頭に血が上ってる当事者同士より、離れたところから客観的に見れる
立場のほうが往々にして正しい思考ができるのではなんつったりして（木亥 火暴 |  | |
