今日吉野家逝ったんです。代々木駅前店。駅前交差点の角のペンシルビルに無理矢理収まってる店舗なので、Uの字ではなく、「く」の字カウンターが一つあるだけ(ピーク時は2・3階も利用)なんですが、昼の2時も過ぎると余裕で座れます。 私が入った時、客はカウンターに3人、弁当待ちが一人。店員が弁当を袋に詰めようとしている時、一人の客が立ち上がり、お会計。会計が終わった隙を見て、私が「並、けんちん、玉子」を注文。店員が私にお茶を出し、弁当の会計をしようとしたその時、残りの二人のリーマンの客が何事も無かったように席を立ち店を出てしまったのです。 店員は「あ、お客様ぁ!」と叫ぶも二人のリーマンはそのまま交差点へ…。狭い店舗でカウンターを飛び越える訳にもいかず、カウンター1名厨房1名の体制では追いかける訳にもいかず…。弁当の客はずっと待たせてるし、リーマンとすれ違いに新しい客は来るし…。僅かな沈黙の後、店員は諦めて弁当の会計コーナーへ向かったのでした。 多分、あの二人連れは松屋と錯覚してたんでしょう。私も以前同じことをやって、10歩目で気付いて折り返して食い逃げ犯にならずに済んだ経験があります。しかし、いとも簡単に食い逃げを許してしまう環境を客に見破られてしまった空気の中の私と店員…
さて、私はちゃんと450円を払い店を出たのですが、玉子でよく噛まずにかっ込んだせいか、満腹感が得られませんでした。そこで、○らっと読みの真似して牛丼屋のハシゴへ…。向かいの松屋でカレーを注文。 さて、この代々木、予備校の他に某アニメ専門学校がある土地柄です。この専門学校、画の方だけじゃなく、演ずる方のコースもあるんですね。隣に座った若者二人の一方がビールを振舞いつつ大声で喋ってるんですが、どうも何かのオーディションだか試験に受かったみたいなんです。「オレも普通の人生歩もうと思ってたんだけど、16でメチャクチャになって、まあ、こんな波乱含みの人生も結構楽しいかなあ」なんて上機嫌で喋ってるんですわ。 牛丼屋をハシゴしたり食い逃げしたりする安リーマン、受験生、そして人生の二死満塁逆転ホームランしか狙わないDQNな若者の人間交差点が代々木駅前なのです。 しかし、並とは言え、牛丼屋のハシゴはキツいなあ。もうゲップ出まくり。さ○っと読みの胃袋はどうなってるんだ?
ま、そんなさつばつ。 | |