昨日、親しい友人同士での小規模な忘年会がありました。
親しいとは云え、最近では滅多に揃うことのなかった面々での忘年会。
そこでは、酒を酌み交わし、近況を面白おかしく語り合いながら楽しく年を忘れる…はずでしたが、そうは行きませんでした。
何の気なしに出てきた話題。
友人A「窓際戦隊(実際は本名)の前の彼女、結婚したんだって。」
友人B「らしいね。」
2年前のこと。私は1年近く付き合っていた彼女と別れました。
…と言えば体が良いですが、要は振られたということです。
そんな彼女の結婚の報告は、先ほどの最初の言葉を発した友人Aの奥さん、そして、当時彼女から別れの相談を受けていた友人Bになされていました。
いずれも、交際当時、私が引き合わせて仲良くなった面々でしたが、あのときはそんな誰よりも彼女のことを知っていた私が、今ではそんな誰よりも彼女のことを知らなかったという事実。
尤も、私にそんな連絡をするわけがないのはわかっていましたが、私だけが知らなかったという事実は少なからず疎外感を抱かせるものでした。
しかし、そんな思いもさることながら、何よりも2年前のことを未だに引っ張り続けていた自分がいたというのが、なんとも複雑な気持ちでした。
2年という時間。それが私の中で、完全に彼女とのことを過去のものとしてくれていたと思っていました。そして、実際に「そんなこともあったなぁ」という気持ちでいたのです。この報告を聞くまでは。
あれから1日が経過した今も、酒の席でのこの報告にすっかり酔いが醒めてしまった自分に対して、えもいわれぬ違和感と嫌悪感が拭いきれずにいます。
けれども、今やご亭主がいる相手ですから直接伝えることもないでしょうが、来年には素直に「おめでとう」と思える自分になっていたいものです。
…と、やや湿っぽくなってしまいましたが、本年の序日記はこれにて。
今年も序日記をご覧頂き、有難うございました。
新年は1月4日のアバレンジャー感想から再開の予定です。
去る年から申年へ…、来年も皆様にとって良い年となりますよう。 | |
